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「ファイヤーガール2 白嶺の幻肢虎下巻」

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【作品紹介】
レーベル:TYPE-MOON BOOKS
著者:星空めてお
イラスト:BUNBUN
ほんとうの仲間ってなんだろう―――
青藍高校一年、探検部所属、日ノ岡ほむらは魔法使い見習い。
旅立つ先は、木星に匹敵するという未知なる世界・虚惑星。部長の御陵真世先輩。
同じ一年の東野巧。そしてゴーレムの雨乃。ようやく到来した部員揃っての冒険。
近づくたびに彼らの心も見えてくる。みんな結構悩んでて、みんな色々大変そう。
虚惑星人の魔女・すばる姫とも深まる友好。明かされる事実と、さらに浮かび上がる疑問。
そんな中で何かとほむらと衝突するのは、お隣り日吉坂高校の鼎結理。
誰にも言えない彼女の秘密とは?やがて迎える最大の探検行。
未踏の地への挑戦! 厳冬の山脈を目指す探検部パーティの前に、
魔法の虎・幻肢虎が現れる。雄大な自然と、予想もつかない事件が、
ほむらを心躍る冒険へと誘う。
学園・異世界冒険ストーリー。
やっぱり、この作品においては日ノ岡穂群という女の子がとっても頑張り屋さんでとっても好きになれちゃうんですよね。今回では稲荷直と鼎結理のお話がフューチャーされているんですが、彼女はやっぱり頑張っているわけです。実のところ、ほむらが利他的な人間であるかっていう問いはノーだと思うわけです。自分の周りの環境が良くなってほしいから、だから一見利他的な行動であっても、本人は自分のためだと思ってやっている節があるんです。
ほむらの珍しいところはそういうところをあまり隠そうとしない、問い詰められると存外素直に認めてしまうところだと思うんです。ほむらってとっても素直な女の子なんです。稲荷直は素直じゃありませんが。ほむらも可愛い女の子じゃなきゃ許されていないのかもしれませんが、ちょっとバカっぽくて、でも必死なところがやっぱり好感を抱かせるのだと思います。
可愛いから彼氏ができるけど、そういう性格だから長続きしなくて、そういう風だからあんまり受けがよくない。だから居場所っていうのに飢えている面もある。でも、必死になってやってると見てくれる人は見てくれるわけでそれはやっぱり物語の主要な登場人物であり、我々読者であると思うのです。
そういう細やかなほむらの心情の揺れ動きがどうしようもなくリアルさを纏っているからこそ、この作品を好きでいられると思っています。物語以外でも、全体を通して好きになれるんです。例えば、章間に描かれているBUNBUN先生のラフイラスト。本編では書かれていないことですが、確かにあったはずの物語を手に取れるわけです。思わずくすっと笑ってしまったり、ちょっとしんみりとできたり、ああぁって、とってもいい気分になれます。
下巻ということで、とりあえずの問題は解決を迎えました。稲荷直はどうなったのか、鼎結理はどうなったのか、その結末はやはり一読どころか二読三読と、何度も読み直してほしいです。そして九条さんとほむらの関係ってすっごくいいと思えるんですよね。

評価
キャラクター A
稲荷直がプラス評価、鼎結理がマイナス評価で間をとってこうなりました。しかしながら、アルソミトラとは知りませんでした。
ストーリー A+
全体的にむぅっとしてしまう場面もありますが、こうしてあざといくらいのラストをもってこさせられると正直読者としては参りましたと答えるしかないわけです。嬉しいなあ。
総合 A
白嶺の幻肢虎編終了ということですが、個人的にはラストの直ちゃんがとってもいいなあ、なんですよ。こういういやいやしながら結局は了承してくれるサブキャラ、いいなあ。


ファイヤーガール2「白嶺の幻肢虎上巻」
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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